もみじで~す!いよいよ9月も終わり・・・今月最後のを投入します!
前回までのあらすじ:姉、双葉をたずねていった大神(イチロー)に、なぜかエリカがくっついてきてしまった。双葉とのすったもんだの後、イチローとエリカは新次郎のもとへ行くのであった・・・「すいませ~ん、新次郎さんいますかぁ~?」
新次郎(以下、しんじろー)「はーい…誰ですかぁ?」
エリカ「エリカでーす!」
しんじろー「へ?エリカ、さん?」
イチロー「いや、エリカ君、君は新次郎と会ったことがないんだから言っても分からないと思うよ…」
エリカ「えー、でもでも~、誰ですかって聞かれたら答えないといけないでしょう?」
イチロー「いや、そうなんだけどね…」
しんじろー「ん?その声は…一郎叔父?叔父さん!(パンと障子を勢いよく開ける)」
イチロー「(少しエリカに絡まれている)や、やぁ、新次郎。元気にしてたかい?」
しんじろー「は、はい…え、と、叔父さん、その人は一体…」
エリカ「はいはーい!エリカ・フォンティーヌでーす!あなたが新次郎さんですね?うわ~ほんとにかわいい~(ギュムッ、スリスリ)」
しんじろー「わひゃあ!?一体何なんですかこの人!?うおぉ…」
エリカ「はう~、可愛いですぅ…(スリスリ(悦))」
しんじろー「うわあぁぁあぁ…」
イチロー「あ、あの、エリカ君、エリカく~ん?」
エリカ「(スリスリ)」
イチロー「エリカく~ん」
エリカ「はう~…(悦)」
しんじろー「わひゃあ…」
イチロー「(駄目だ…耳に入ってない…この手しかないか…)エリカ君、ほら、ここに美味しいプリンがあるよー…」
エリカ「え!?プリンですか?どこどこ?どこにプリンがあるんですか?(新次郎から離れる)」
イチロー「良かった…大丈夫か、新次郎?」
しんじろー「はぁ、はぁ、何とか…ありがとう御座います叔父さぁん…」
イチロー「エリカ君に捕まったら最後だからな。無事でよかった…」
エリカ「(どこからか戻ってきて)もぅ~大神さんのうそつき!プリンなんてどこにも無いじゃないですか~!」
イチロー「いや、そうでもしなきゃ新次郎から離れなかったろ?新次郎、困ってたぞ?」
エリカ「うぅ~、だって可愛かったんだもん…」
イチロー「へぇ、じゃ、俺より新次郎がいいのかい?」
エリカ「え!?……もう、何言ってるんですか……大神さんが一番に決まってるじゃないですかぁ……(モジモジ)」
イチロー「本当かい?」
エリカ「もう…大神さんったら…当然じゃないですかぁ…(顔真っ赤)」
見つめ合うイチローとエリカ。
しんじろー「(いくらか不機嫌そうに)あのぉ……叔父さん?」
まだ見つめ合う2人。
しんじろー「叔父さん?」
見つめあう2人。
しんじろー「む~……(どうやら気に入らない様子)」
エリカ「大神さん……」
イチロー「エリカ君……」
しんじろー「叔父さん!!」
イチロー「はっ!新次郎、どうしたんだ?」
しんじろー「叔父さん…その人一体叔父さんの何なんですかぁ~?(不機嫌)」
イチロー「あ、ああ。そうだな…彼女は巴里歌劇団のメンバーの一人で、エリカ君っていうんだ」
エリカ「改めまして!エリカ・フォンティーヌです!巴里でシスターとして神にお仕えしつつ、テアトル・シャ・ノワールでダンサーをしてまーす!」
しんじろー「ふぅん…そうなんですか…」
イチロー「巴里に来たときはずいぶんとお世話になったかなぁ・・・」
エリカ「はーい!お世話してましたぁ!」
しんじろー「(抑揚無く)へー、そうですかー、ほー」
イチロー「(心なしか新次郎が怒っているように見えるのだが・・・気にせいか?)」
エリカ「で、新次郎さんは何をやってるんですかぁ?」
しんじろー「(淡々と)えっと、海軍の士官学校で日々鍛錬をしております。最近夏季の長期休暇に入ったので・・・」
エリカ「へー、軍人さんになるんですかぁ・・・大神さんと一緒ですねぇ」
イチロー「はは、そうだな・・・」
しんじろー「・・・・・・(やはり2人が仲良くしているのが気に入らないらしい)」
双葉「みんな~、ごはんよぉ~。はやくいらっしゃ~い」
エリカ「はぁ~い!大神さん、新次郎さん、早く行きましょうよ!(ぐいぐい)」
イチロー「ちょ、ちょっと待ってくれよエリカくんっ」
しんじろー「わひゃ!?」
エリカ「さ~行きましょう~(ずるずる~)」
しんじろー「(引きずられながら)あ、あの、一郎叔父・・・」
イチロー「(同じく引きずられながら)なんだい?新次郎」
しんじろー「エリカさんて、いつもこうなんですか?」
イチロー「ああ、そうだね・・・昔は苦労したもんさ・・・(遠い目)」
・・・・・・そして舞台は食卓へ・・・・・・
どんな方向に行くのか分からない・・・終わるのかさえも・・・本日はここで・・・
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